個人や集団、社会における私たちの思考や行動を探求して、その一般的特徴をあぶり出し、モデル化することを目的としています。認知科学的、社会行動学的な研究を行うゼミナールです。記憶や感情、コミュニケーション、社会的意思決定、消費行動などに関するトピックに関して、実験や調査、観察を通じた議論を行います。データ分析の勉強も2年間継続し、理解を深めます。卒論やゼミ論に向けた研究過程で手法や結果をディスカッションすることで、科学的・論理的思考力も身につけていきます。
コンピュータ、人間、社会、実験、調査、データ分析、統計、情報、プログラミング
今年はスケジュールでゼミ活動が進行しています。4年次に卒業研究(卒論)あるいはゼミ研究(ゼミ論)の提出が必須です。授業やゼミ活動では自分のラップトップを持参してください。スキル習得および発表は各自のラップトップで行います。
データ処理・スキル習得 | 研究に向けて | |
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3年 | 前期:統計(推定と検定) | |
後期:テキストマイニング | 研究テーマ探究のための文献精読 | |
4年 | 前期:統計(多変量) | |
後期:科学論文の書き方 | 前期:「序論」執筆 | |
後期:リサーチと論文執筆、2月に公開研究発表会 |
「データサイエンス入門」(前期)および「人間行動と情報」(後期)を履修してください。2年次に両科目とも履修できないときは、ゼミ内容と自身の興味のミスマッチを防ぐため、ゼミ志望書提出前に必ず相談してください。
本を読んでください。藤田『バイアスとは何か』(ちくま新書)、伊藤『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』(光文社新書)、西内『サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている』(マイナビ新書)、北折『迷惑行為はなぜなくならないのか?』(光文社新書)など。
単一ゼミ生と同等の力を注ぐことを条件に受け入れます。